阿野先生が本書をおすすめする理由 阿野先生が本書をおすすめする理由

みなさんは、どのようにして英単語を覚えていますか?単語帳を使って、英単語と日本語訳を対比させながら覚えようとしている人も多いかもしれません。しかし、なかなか単語の意味が頭に残らない、単語を暗記しても、英語を話すときにどのように使ったらいいかわからない、という人が多いのが現状です。これには理由があります。

単語は文脈の中で覚えること、つまり前後の話の流れの中で覚えることで、どのような意味で使われているかが記憶に残ります。そして、それぞれの単語が、どのような単語といっしょに使われるかを知ることも、単語を正しい場面で使えるようになるための大切な要素です。

本書では、うさぎのキソニーとくまのクマ助の、ワクワク楽しい冒険ストーリーの中で、重要単語を身につけることができます。それだけではありません。今人気の「謎解きゲーム」で頭を働かせて考えた英単語をキーにして、ストーリーを読み進めていくという遊び心満載の、これまでにない英語学習書になっています。英単語を無理に覚える必要はありません。謎解きとストーリーを楽しんでいくうちに、重要英単語が身についていることに驚くでしょう。もちろん、英語の長文を読む力も向上していきます。

ストーリーのブランクに入る単語、そして赤字になっている単語は、中学校で使われている英語の教科書全6冊を調査し、基本的にすべての教科書で学習する単語から選びました。これは、公立高校の入試で日本語の注がなく出題される単語で、中学生には必ず身につけてもらいたい単語ばかりです。もちろん、大人の方が英語でコミュニケーションをする際にも必要な単語です。

さあ、それではキソニーとクマ助といっしょに大冒険に出発しましょう!

阿野幸一

【監修】阿野 幸一(あの・こういち)

埼玉県出身。文教大学国際学部国際理解学科教授、同大学国際学研究科教授。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。同大学院教育学研究科英語教育専攻修了。専門は英語教育(主に中学校・高等学校での指導方法)、応用言語学。英語授業研究学会理事、環太平洋応用言語学会(PAAL)会長。主な著書に、文部科学省検定高校教科書『All Abroad! Communication English I・II・III』(共著、東京書籍)、『日々の英語授業にひと工夫』(共著、大修館書店)、『みんなの楽しい英文法〜「スタンプ例文」でわかる英語の基本』(NHK出版)など多数。

【著者】竹吉 俊輔(たけよし・しゅんすけ)

茨城県出身。本業はシステムエンジニア。仕事のかたわら、謎解きイベントの制作を行う。体験型ゲームイベント制作団体NowReventに所属。代表作に「キソニーと魔法のワード」(NHKラジオテキスト「基礎英語2」連載)、「13人の謎ーFake Social Network」(©VANGUARD)、「阻止せよ!!ショッカー秘密作戦」(©東映、パセラリゾーツ)など多数。

SHOP

TOPICS

TWITTER