臓器を印刷する３Ｄプリンタが研究されているゼ!!

トピックス 2012.10.23
　多くのメイカーたちに愛用されている３Ｄプリンタ。ＰＣソフトで作成したデータをもとに、金属、樹脂などさまざまな素材で、立体物を作ることができるので、その活躍への期待は高まっている。個人が個人の作りたいものを、自由にカスタマイズして、モノを製作できるようになるのだ。

　ただ、３Ｄプリンタが、どういった分野で活躍するとイメージしているだろうか。工業製品やアクセサリなどの“作り物”を、自分好みに製作することは想像できる。

　しかし、３Ｄプリンタの活躍は想像を遥かに超えていた。TED TALKでアンソニー・アタラ の「臓器を印刷する試み」では、まさにタイトル通り、人間の体の一部もプリントする試みが紹介されている。

TED TALK アンソニー・アタラ 「臓器を印刷する試み」
　トークの中では、実際に３Ｄプリンタで作った臓器を移植した患者が登場する。「手術の後、僕の人生はずっと良くなりました」と語る。

　人の命を救う３Ｄプリンタが開発されるかもしれない。再生医療分野での研究から目が離せない。

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