デジタルデコにときめいたゼ!! ~deco it! Partyに行ってきた【前編】
デジタルデコにときめいたゼ!! ~deco it! Partyに行ってきた【前編】
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当日のFabCafe外観 クリスマス使様にデコレーションされていた。
さすが、女性のためのデコレーションのイベントというだけあって、女性が大半を占めている。ファブリケーション(もの作り)に機械やプロダクトを作るような硬いイメージを持っていたので、かわいらしさ満載の会場の雰囲気に驚く。ファブリケーションを極めればモテるかもしれない!? いや、そんなわけないか。。。
パーティーではまず、ローランド ディー.ジー.株式会社の新製品iDecoraの紹介が行われた。
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iDecora はステッカー用シートやアイロンプリント用シートなどを、自動で切り抜くことができるデジタルデコツールだ。分かりやすいアイコン表示を採用したデータ作成専用デザインソフトウェア iDecora Creator (アイデコラ クリエーター)も付属されているため、簡単にイラストやデザインをカッティングすることができる。また、iPad / iPhone専用アプリ iDecora App(アイデコラ アプリ)もリリースされている。作成したステッカーやアイロンプリントを身の回りのものに貼って、自分だけのデコレーションを手軽に楽しむことができそうだ。
次に、千原徹也さん(れもんらいふ アートディレクター/CEO)と林千晶さん(株式会社ロフトワーク 代表取締役)のトークセッションが行われた。
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千原さんは広告、装丁、カタログ、ファショングラフィック、キャンペーンの企画など、幅広い分野で活躍中のアートディレクターだ。「VOGUE girl」「装苑」など多くのアートディレクションに携わっている。林さんを聞き手に、千原さんが手描きデザインの持つ独特の暖かさと、それがデジタルツールと結びつくことの面白さを語った。
その中で、デジタルツールによって、手描きのぬくもりを手軽に再生産できれば、デザインの楽しみ方の幅が広がるのではないかという話が出た。確かに、シールやアイロンプリント用紙を、千原さんの手描きグラフィックの形に切り取り、身の回りの製品に貼り付ければ、普段自分が使っているものの印象が変わってきそう。色やサイズを変更して、自分オリジナルのものにすることができる。千原さんも「さすがに無許可で商売に自分のロゴを使われると困るけど」と苦笑いしつつ、「みんなが楽しんでくれれば、とてもうれしい」と仰っていた。
そして、ものづくり系女子のみなさんとスパーク・ラボ代表の原永淳さんがトークを行った。
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左がものづくり系女子のみなさん 右がスパーク・ラボ代表の原永淳さん
まずは、ものづくり系女子の活動紹介が行われた。自薦他薦は問わないが女子限定のメンバーで活動を行っている。グループ内でものづくりに関する情報交換を行ったり、得意ジャンルを持つメンバーがコラボレーションしたりして、もの作りに励んでいるそうだ。現在、メンバー数は103名でMaker Faire Tokyo 2012にも出展されるらしい。
(参考)Tech Wave:電子工作と裁縫のコラボも出来ちゃうクリエーター集団「ものづくり系女子」
また、スパーク・ラボ代表の原永淳さんより、ハンドメイドを好きな人が集まって、手作り作品を披露したり売買したりすることができるハンドメイドコミュニティーcoobooのサービスが紹介された。サイトで公開されている作品の中で、特に驚いたのがプレートアーマーという作品である。高額にも関わらず、既に売り切れている。すごい力作だ。
他にも、かわいらしい作品がいっぱいで、こんなに楽しいもの作りもあったのかと、ときめいていてしまった。
そして、その後 iDecora を使ったワークショップが開催された。
このときめきをうまく作品にすることはできるのか!?
その模様は後編で。
※後編は11月22日(木)公開予定。
TEXT BY AMANO KEI