デジタルデコにときめいたゼ!! ~deco it! Partyに行ってきた【後編】

取材記事 2012.11.22
 前編でお伝えしたとおりFabCafe で開催された、iDecora のワークショップに参加した。


iDecora

 ローランド ディー.ジー.株式会社の担当の方に教えていただきながら、自分用ステッカーを作ってみることにした。

 「最初ですから、簡単なものを作ってみましょう。何か好きな文字はありますか」と聞かれ、「もちろん、MAKERSで!」と答えた。
 ※その時は夢中で気づかなかったが、もっと凝ったものにすれば良かった。自分にデコの才能があまりないのかもしれないと思うと、ちょっと悲しい。


専用ソフト iDecora Creatorでロゴを作成中

 ロゴには、既存の「impact」というフォントを使ってみた。図を作ったり、文字を打ち込んだり、画像を反転させたり、パワポみたいに簡単にデータを作成さえることが出来る。ちなみに、iDecora ですぐに使えるデザインデータのサンプルもサイトで、いくつか用意されているので、こちらをもとにオリジナルデコを作ることも可能だ。

 デザインを作成し、いざカッティングスタート!


黒いシートにカッティング中

 あまり音もなくスィースィーと滑らかにカッティングしていく。ものの数分で出来上がった(動画だと分かりやすいのに、申し訳ありません)。

 そして、カッティングした部分を丁寧に取り去る。


不器用なので、担当の方にやっていただいた。ありがとうございます!

 粘着シートを貼り付ける。


粘着シートを貼り付け

 余分な部分をはさみで切り取る。


ちょきちょき

 すると、出来上がり!


iDecora とMAKERS(非)公認ステッカー

 ありもののフォントで、簡単に作ったものだけど、とても嬉しい。自分のPCに貼ろうか、筆箱に貼ろうかと考えると、ウキウキしてくる。

 きちんとやるとこんなに細かいステッカーもカッティング可能らしい。ただ、カッティングした際の余分な部分を取り去るのに、ちょっと手間がかかるようだ。


こちらのデータはサイトでダウンロード可能

 いまだに自分の作ったステッカーをどこにも貼れずにいる。ステッカーが、愛らしく思えてくる。


書籍『MAKERS』とコラボしてみた。

 大したものを作ったわけじゃないけど、自分の作ったデータが、かたちになるのは、とっても楽しい。

 さまざまに語られるメイカームーブメントだけど、こんなちょっとした遊び方もできると知ると、もの作りがとても身近に感じられる。
 何だか、もの作りがますます楽しくなってきた。

― 完 ―
TEXT BY AMANO KEI

おすすめだz!!